平屋と2階建て 建築費用はどっちが高いの?①

スタッフブログ

こんにちは!2人暮らし新築専門店NiCOLABO樋口です!

平屋と2階建ての建築費用ってどっちが高いのか?についてブログを書きたいと思います!

実際にお客様からもよく聞かれることがあり、こういう傾向にありますとお伝えすると『そうなんだ!』『全然わからなかった!』『イメージと違った!』など様々な声をいただいています。

結果からお伝えさせていただくと、、、

《《 平屋 》》の方が建築費用は多くかかる傾向にあります。

主な理由としては建築費用のうち、多くの割合を占める基礎部分や屋根の面積が広くなり材料費がその分高くなる為です。

その中でも2階建て住宅に必要な階段や各階に設置するトイレといった設備の数を抑えてシンプルに暮らすことが出来るため、その設備分の施工費用を多少節約することが出来ます。

そこで今回は実際に住むとなった場合の平屋のメリット・デメリットについて少し触れてみたいと思います。

平屋のデメリット

広い敷地が必要で、固定資産税が高くなる

上記でも触れている通り、基礎部分が広くなるということは平屋を建てるには、それなりの広さがある敷地が必要です。そのため、土地が広ければ広いほど固定資産税が高くなり、基礎部分の多い家屋は「資産価値が高い」とみなされます。

建築費用が高くなりやすい

当然2階建てよりも基礎部分の面積が大きくなりますので、基礎工事にコストがかかります。その他には屋根についても高くなる傾向にあります。そのため2階建ての倍近くの建築費用が必要になってきます。ただ基礎部分が多いというのは、建物の構造が安定していて耐震性に優れているというメリットでもあります。

豪雨災害に弱く、非難する場所がない

近年温暖化の影響で豪雨や河川の氾濫が多発するこのご時世、床下浸水や床上浸水のリスクは二階建てに比べて高くなります。それに加えて上階に逃げる「垂直避難」ができないため、逃げ場所が確保できません。平屋を建てる場合は、ハザードマップで浸水しない地域かどうかしっかり確認し、できるだけ高所を選ぶなど、水が家屋に流れ込んでくるリスクを減らす工夫などが必要になってきます。

・外部から侵入されやすい

平屋の場合、全ての部屋が1階部分にあるため、外部から侵入されやすいといった面もあります。1階部分に大きな窓などがある場合も、そこから不審者が侵入してしまう恐れがあります。防犯面で不安があれば、防犯センサーを設置したりするなどの、防犯対策を検討する必要があります。

平屋のメリット

生活動線がコンパクトになるので暮らしやすくなる

ワンフロアなので上下階の行き来が必要なく、階段がないので部屋と部屋の距離も短く、より効率の良い生活動線が作れます。

家族間のコミュニケーションが取りやすい

リビング中心の間取りになっていれば家族が1日の生活の間にお互い顔を合わせやすくなり、コミュニケーションを交わす機会が多くなります。。

地震の揺れに強い

建物は高ければ高いほど、地震が起きた際に震動の影響を受けやすくなります。2階建てより平屋のほうが、地震の振動の影響は少ないので安心して暮らすことができます。

メンテナンスが楽な上に、バリアフリーにも対応しやすい

まずは何といっても階段がない!ここだけでも非常に魅力的に感じる方は少なくないのではないでしょうか。私もこの理由で平屋が好きです。そのため平屋は1階だけで階段も無いので、日々の掃除も負担が少なくなります。階段がないことも含め、平屋をバリアフリー対応の設計で建築すれば、段差や階段が負担になる老後も安心です。将来のことも考えた上で、平屋を検討する意味はあるでしょう。

いかがでしたでしょうか、これはあくまで一例にすぎません。家は『住めば都』というように様々な暮らしの仕方があります。その中でこれから家づくりを検討される方、現在平屋か2階建てを迷っている方の少しでも参考になれば幸いです。NiCOLABOでは平屋・2階建てのモデルハウスもご見学可能となっておりますので平屋と2階建てを比べたい方がいらっしゃいましたらご予約お待ちしております!

次回のブログでは2階建てのメリット・デメリットについて触れていこうと思いますのでお楽しみに!!

一覧へ戻る